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翔べイカロスの翼
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この写真を見ていて、26年と半年前読んだ本のことを思い出しました。
高1の時出会った人から
「本はいいよ。本を読みなさい」
と言われ、なるほどそうかと思い本屋に足を運びました。
その時買ったのが「翔べイカロスの翼」という本です。
さだまさしが主演した同名の映画の原作であります。
僕は映画は見ていませんでしたが、主題歌の「道化師のソネット」は好きでした。

(内容)…一部記憶があいまいな点もあります。
キグレサーカスに実在した「ピエロのクリちゃん」をモデルに書かれたもの。
クリちゃんは、大学と写真学校を卒業したが、カメラマンとして芽が出ず、
アルバイトで食いつなぐという生活を送っていました。
そんな中、たまたま見に行ったサーカスに魅せられ、
団員と寝食を共にしながら、サーカスの写真を撮り始める。
ひょんなことから、ピエロとしてトランポリンの芸をやったことから、
どんどんピエロに入れ込んでいく。
その頃になると、もうカメラを置き、サーカスに没頭していた。
クリちゃんは、玉乗りや綱渡りもするようになり、
従来脇役だったピエロ役をキグレサーカスでは、なくてはならない存在とした。
それは、体重が80キロと大きな体だったり、
柔道で癖になっていた肩の脱臼だったり、
いくつもの困難を、人の何倍もの努力で克服していった。
しかし、サーカスで人気者となったピエロのクリちゃんにやがて悲劇が襲う。
本番中、自転車で綱渡りをしている時、落下する。
観客は演出だと思い熱狂。
それっきりクリちゃんは、帰らぬ人となった。

涙が止まらないほど感動しました。
今の僕が読んだら、また違うことを感じるかもしれません。
是非ともまた読んでみたい本です。


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by oshokuji7 | 2006-10-18 01:14 | スケッチ
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