23日の東京は、最高気温が25.9℃と9月下旬並みの気温、シャツ1枚で十分でした。
現場に到着すると、海面からの水蒸気が逆光に照らされてそれは幻想的な雰囲気に包まれていました。
この時点では富士山を確認することが出来ませんでしたが、
太陽が富士山にかかる5分前、ねっとりと湿気を大量に含んだ海風がまとわりつく中、うっすらと富士山が姿を現したのです。
高い気温による大気中の水蒸気が、ソフトフィルターを役割をしてくれ、幻想的なダイヤモンド富士を観測することができました。
この日は朝に雨が降るなど天気が悪かったせいか、このポイントに集まったのは私を入れてたった5人。
貴重な目撃者となりました。