bunkamuraでやっている「奇想の王国 だまし絵展」に行ってきました。
まず、驚いたのがチケット買う列に「20分待ち」という看板が出ていたこと。
チケット持っててよかた〜!
チケット持ってる人は待たずに入れたんですけど、中が半端じゃないくらい込んでいました。
入り口近辺や浮世絵コーナーなどは、牛歩以下のスピードなので、思い切って飛ばしちゃいました。
最初のほうは、「こんなもんかぁ」と思うような作品が多かったなぁ。
あと、解説がないと、この絵の意図はどこにあるのか、どこがだまし絵なのかわからないのもありました。
詳しい人が解説しているのを聞いたりして、ああなるほど!と思ったこともありました。
こういうのは、普段絵画に接していない人も多く来るのだから、もっと解説がほしいなと思いましたね。
面白かったのは終盤。近代のだまし絵です。
本城直季が出てくるとは思わなかった。
写真集やテレビで見なれた有名な写真ですが、大きなプリントでみると楽しい。
4×5だからきれいだし。
そして特筆すべきは
パトリック・ヒューズ(Patrick Hughes)の「水の都」です!!!
見る位置を変えると絵が動いて見える。
ちょっとさそっとじゃ驚かない私が、思わず声を上げてしまったくらいです!
これはいくら説明しても、実物をみないとわかりません。
目が回ります。くらくらします。本当です。
続けてその隣にある福田美蘭の「壁面5°の拡がり」を見ると更にくらくらきます。
はっきり言ってしまえば、この作品だけを見るためにこの展覧会に行ってもいいと思っています。
残り2日です。更に混雑することでしょう。
最初に「水の都」を見てしまえば、それほどいらつかなくてもすむでしょう。